歩行時の痛み(ヒザ)をなんとかしたい!
歩行時痛(ヒザ)とはどのような状態でしょうか。
歩行時痛(ヒザ)とは、ヒザを中心に歩行時の痛みが強くなる症状をいいます。
ヒザそのものに痛みが生じて、他にもヒザ以外に動きが悪くなったり、腫れをともなったりします。
少し熱持っているような感じがしたり、風邪のようなすこしだるさが起こったりします。
ヒザを中心にして不調が起こり、日常生活が非常におっくうに感じられるのです。
ヒザは日常生活の中心ですので、ここにダメージがあると非常につらいものです。
歩行時痛(ヒザ)の痛みにもいろいろあります。まずは、歩行時痛(ヒザ)の種類を見ていきましょう。
歩行時の痛み(ヒザ)の種類
- 1、ヒザの異常
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ヒザがこわばってしまって動かないなどの不具合が起こります。
関節の可動域がせまくて、一定の範囲以上に動かすこと困難になります。
ヒザを動かしたときにひっかかるような感じがして、うまく動かすことができません。
また、ロッキング現象といって、ヒザに何かが挟まったように感じて突然動かせなくなるようなケースも散見されます。
- 2、ヒザの不安定感
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ヒザがぐらついてしまうなど、ヒザが外れるような抜けるようなそんな感覚に襲われます。
ヒザに力が入らなくて、歩行中に突然、ガクンと抜けるような感じが起こります。
- 3、ヒザに水がたまってだるい
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病院で診察を受けると、膝に水がたまっていると言われるなど、ヒザの皿を押したときにブヨブヨとした感覚があります。
何か入っているようなそんな不快感があります。その結果、ヒザがだるく感じて重苦しさや不快感を抱いてしまいます。
- 4、ヒザの音がなる
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ヒザを動かしたときに、コキっといった音がなります。
ヒザがきしむような感覚もあり、ねじったときにボキッといった断裂音がしてしまうなど、何からの音がなって不快感があります。
- 5、ヒザにコブができる
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ヒザにコブができてしまうケースがあります。
骨のようにかたいコブができて目立ちます。腫れとはとても呼べないぐらいの大きなコブで、驚いてしまうことなどがあるでしょう。
- 6、ヒザの皿がいたむ、違和感がある
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ヒザの皿の周りが痛むなど、不快感があります。
ヒザの周りを押したら痛む、何か皿がずれるような感覚がある、ヒザの皿がひっかかるような感じがあるなど、大きな違和感があります。
- 7、風邪のような症状が起きる
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歩行時痛(ヒザ)によって、風邪のような症状が見られるケースがあります。
発熱、寒気、ふるえ、全身の倦怠感、食欲不振、体重減少など、風邪の症状のようなものが起こることがあります。
わかりにくいですが、ヒザの痛みや歩行時痛(ヒザ)によって、このような風邪のようにみえる症状が起こることがあります。
歩行時痛(ヒザ)はなぜ起きる?原因は?
歩行時痛(ヒザ)の原因はさまざまです。
たとえば、O脚やX脚など、足の形がまっすぐでないため、歩行時に負担がかかってヒザが痛むこともあるでしょう。
また、肥満などの体重増加も、ヒザの痛みに関係があるとも考えられます。
ヒザは全身の体重を支えて、何か動く際に必ずヒザには体重の何倍もの力がかかりますので、体重が重ければ重いほど、ヒザに掛かる負担も増加するのです。
肥満傾向のある方は、ない方に比べてヒザの痛みが数倍になります。
そして、ヒザが痛むと余計に運動しなくなりますので、余計に体重が増えて負担が増加するなど、悪循環に陥ってしまうことも。
あるいは、加齢による筋力の衰えも、ヒザの痛みの原因になりえるでしょう。
日頃からウォーキングを習慣づけるなどして、足の筋力を強化しておくと良いですね。
デスクワークなど座りっぱなしの仕事が多い現代人は、この筋力が年々衰えてきます。
そうなると加齢による体重増加と相まって、ヒザにかかる負担は大きく増えてしまうでしょう。
さらに、歩行時痛(ヒザ)は、スポーツなどによるヒザの酷使などでも使われます。
サッカーや柔道、陸上、ラグビーなどの競技で、ヒザを痛めやすく、あとあとまで歩行時痛(ヒザ)が起こる原因となりかねません。
また、足元が不安定な土地では、歩くだけでヒザに負担がかかります。
山登りなどを行う過程で、大きくヒザに負担がかかり、不安定なところを歩くと、ヒザが傷んでしまうということが起こる可能性があるでしょう。
この他にも、靴が合わなくても痛みは起こる場合も。
ハイヒールなどを履いていることで歩行時のヒザへの負担が大きくアップします。
靴が合わないと靴の中で足が窮屈になり、またあちこちから圧力を受けて歩き方のバランスを崩してしまいます。このようなバランスの崩れた歩行は、膝関節に大きな負担をかけてしまうので気を付けたいですね。
歩行時痛(ヒザ)はどんな人がなりやすいの?
歩行時痛(ヒザ)になる人の多くが、肥満体型だという調査があります。
そのため、まずは肥満を解消することが大切です。日頃から運動を心がけ、適切な体重にコントロールしましょう。
ヒザが痛んでからでは運動もなかなか困難です。
できるだけ予防の観点からも、日頃から運動を行って、ヒザに負担をかけないような体重にキープしましょう。
激しいスポーツを行っている方も、歩行時痛(ヒザ)にはなりやすいので注意が必要です。
半月板損傷や靭帯の切断などを行ってしまうと、支えている関節に非常に負担がかかります。
そのため、歩行時痛(ヒザ)になりやすく、若いうちから歩行時痛(ヒザ)が起こりやすいのです。
歩行時痛(ヒザ)は、どんな場面でなりやすいか
スポーツ障害などは、怪我をしたタイミングで歩行時痛(ヒザ)になってしまいます。
また、肥満の方は、ある人突然、歩くことができなくなるなどして大変な状況になってしまう可能性があるでしょう。
日常生活の中で徐々にヒザが痛むようになり、気がついたら歩けなくなっている・・・というようなことも。
ヒザの使い過ぎで起こるので、歩行時痛(ヒザ)は日常生活を侵食してきます。
また、体の中でも体重の10倍の負担がかかることもしばしばですので、特に骨や軟骨の劣化が激しく、痛みが起こりやすい場所でもあるのです。
軟骨は長年の摩耗で徐々にすり減っていきますし、骨同士の摩擦によってもすり減ります。
スポーツのような激しい運動、または日常生活によるヒザの酷使、加齢を原因としたものなどによって起こると考えられます。
老化現象の一つでもあり、ある程度は軽い運動などで予防できても、根本的に回避することが難しい状態でもあります。
歩行時痛(ヒザ)の症状で起こる痛みや不便なこと
ヒザがしびれるように痛く、刺すように痛いのが特徴です。
歩くことが困難になり、何をしようと思って立ち上がっても、ヒザがいちいち痛むので苦痛は大きなものです。
歩くことが上手にできないので、車椅子になってしまうこともありますし、寝たきりになる危険性もあります。
歩行時痛(ヒザ)を改善できると・・・
歩行時痛(ヒザ)を改善することで、お客様の日常生活がラクになりストレスも減るでしょう。
早期のケアを行っていただくことによってより効果が高まりますので、「ヒザが痛いな」と思ったら、ただちに当店にお越しください。
ヒザの痛みがなく、普通に歩けるのは素晴らしいことだということが実感できるでしょう。
当店での早期の施術によって、お客様の日常生活で再びスムーズな歩行が可能となります。
歩行時痛(ヒザ)を良くする一般的な方法
薬やテーピングなどを使って痛みをやわらげていきます。
薬は内服薬と外用薬とがあり、ロキソニンやイブプロフェン、インドメタシンなどが配合された鎮痛消炎作用があるものを服薬するといいでしょう。
薬局でも購入できますし、病院に行って痛みを相談すれば処方してくれることもあります。
また、膝の痛みを取るために、関節に直接、消炎効果のある薬を注射する、関節注射と呼ばれる方法もあるようです。
そして、ヒザの軟骨の修復を早期に行うヒアルロン酸や、抗炎症作用のあるステロイド剤を使って、ヒザの状態をよりスムーズなものに近づけていきます。
テーピングなども効果的です。筋肉や関節に沿ってテープを張り、関節の動きと筋肉の動きをコントロールしていきます。
解剖生理の知識が必要ですが、正確にテーピングを巻くことができるようになると、筋肉や関節を保護する役割を果たしてくれます。
巻くことがうまくできないかたは、当店にお越しください。
専門知識を持ったスタッフが、テーピングを代わりに巻いて、テーピングの正しい巻き方をご指導させていただきます。
それでも痛みが取れないときは、整形外科を受診するといいでしょう。
痛みがいつものものだと思っていても、思わぬ病気や怪我が隠れている場合があります。整形外科なら、治療やリハビリなどを行ってくれます。
痛みの原因がわからないなど、不安があるときは整形外科を受診してみてください。
歩行時痛(ヒザ)のヨリミツ治療塾での施術について
「温める」ことなどは非常に効果があります。痛みは温熱によってやわらぐことがありますので、当店の電気施術具を使って、痛みのある部分を温めていきましょう。
それから、鍼も有効です。
鍼をヒザに刺して、適切なツボを刺激することによって、関節の痛みをやわらげることが可能となります。
鍼は使い捨てを使用していますのでご安心下さい。
また、マッサージなどに時間をとって、手技を使って施術を行うこともあります。
痛みのある部分をマッサージによってほぐして、筋肉の緊張をときほぐしていく感じですね。
当店では電気施術、温熱施術、マッサージ施術、鍼施術、ストレッチなどを組み合わせて、状況に応じて施術していきます。
お客様の状況と生活スタイルに合わせて、適切な施術を選択していくことを心がけています。
また、電気施術では、電気を使って患部に直接働きかけ、施術を行っていきます。
深部に効果があるので、残りの温熱施術なども並行して行うことで、より効果の高い施術が可能になるかと思います。
さらに、マッサージなども併用しながら、痛みをほぐしていきます。
場合によってはストレッチなども行い、凝り固まった体を柔らかくしていくといったことも。
ヒザのマッサージや温熱などの施術を繰り返しながら、数週間ほど当店に通っていただくことによって、適切な効果があげられます。
ヒザが痛くて歩けないと思ったら、いち早く当店にご相談ください。
鍼灸の施術なら、岡山市北区のヨリミツ治療塾にお任せください。