気管支炎でお困りなら、岡山市北区奉還町ヨリミツ治療塾へ
- のどの痛みがあるか。
- 乾いた咳がでるか。
- 乾いた咳がでて徐々にその咳が強くなってきていないか。
- 痰はでるか。
- 黄色いうみのような痰はでていないか。
- 熱はないか。
- 咳き込む時胸の奥は痛くないか。
- 刺激性のガスを吸い込んでいないか。
- 運動すると激しく咳き込むことがないか。
- 冷たい空気を吸ったり乾燥した場所に行くと、咳き込まないか。
気管支炎は非常に私たちに身近な病です。
風邪を引いた時や色々な病気と併発して起きる事がよくあり、痰(タン)が出たり、咳が出たりとその症状は様々です。
なかなか治らない気管支炎はイライラしますし、明らかに自分が病気だと自覚してしまってその日一日、元気に活動出来なかったりします。
その症状が2ヶ月も3ヶ月も続くなんて考えたくもありません。
もしも2,3日で症状が改善されない場合は当院の「鍼灸師」にお任せください。
気管支炎って何?
まず、気管支炎とはなんでしょうか。名前を聞いた事はあるんだけど、実際どんな症状なのか、というのはあまりよくわからない方が多いと思います。
そもそも、専門家でもなければ気管支という部分もあやふやですよね。
何となくイメージするのは喉仏の後ろ辺りでしょうか?
いえいえ、喉仏の後ろあたりには二本の管が通っています。一本は胃に通じる食道。もう一本は肺に通じる気管です。
そして、この気管をずーっと下りていくと気管支に差し掛かります。
肺が左右に二つある事はご存知だと思います。
その両方に空気を送り届ける必要があるので気管支も左右に分かれます。
更に肺の中でたくさんに枝分かれして肺胞までつながっているのです。
ちょうど腹筋の始まり、正面でくっついているアバラ骨の終着点あたりの場所にあります。
そして、この気管支の粘膜が炎症を起こして咳や痰を引き起こすのが気管支炎と呼ばれる症状です。
実はよく一括りにされてしまう気管支炎ですが、本当はたくさんの呼び名が存在します。
原因やアレルギー、症状などによって呼び名が変わるのです。
実はたくさんある気管支炎の種類
気管支炎の種類をいくつかご紹介いたします。
気管支炎はその原因・症状が出る期間によって様々な呼び名があります。例えば「急性気管支炎」「慢性気管支炎」「感染性気管支炎」「刺激性気管支炎」などが挙げられます。
まずはそれぞれの症状と原因を確認していきましょう。
- 1、「急性気管支炎」
- 急性気管支炎は特に風邪をひいた時に合併する事が多く、発熱、咳、息切れ、痰が出る事が主な症状です。
次に出てくる「慢性気管支炎」とは異なり3ヶ月以内に症状が治まる気管支炎の事を呼びます。
風邪を引いた時、息が苦しくなる時がありますよね?
あれは、気管支の内側が炎症を起こして腫れ上がり、粘膜が多くなって気道が狭くなっているのです。
確かに風邪の症状であれば早ければ2~3日で回復する場合が多く、あまり気を使わない事が多いですが、気管支炎の症状が悪化すると肺炎になってしまう場合があります。
実は肺炎は日本人の死因3~4位にランクインされている大変、恐ろしい病なので甘く見ないように気をつけましょう。
また、急性気管支炎は抵抗力の低い高齢者や子どもが栄養不足の時に起こりやすい感染症の一種でもあります。
普段からキチンとした食事はもとよ、外から帰ってきたら手洗いうがいなどをするように心掛けましょう。
- 2、「慢性気管支炎」
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慢性気管支炎は喫煙やアレルギーが原因で引き起こされます。
先にあげた「急性気管支炎」よりも長く、3ヶ月以上気管支炎の症状が改善されない場合はこのように呼ばれます。
特に冬場に症状が悪化する傾向が強く、寒くなると常に痰が出たり、咳が出たりという方もいらっしゃいます。
あるいは症状が一年中続いて寝付けない、仕事に集中できない。咳が出るせいで毎日身体がだるいといった方もいます。
気管支炎の症状が長く続く事はもちろん良くない事で、肺機能が徐々に低下し肺炎や肺気腫に発展する場合も多く、なるべく早い改善をおすすめします。
- 3、「感染性気管支炎」
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文字通り、感染による気管支炎でほとんどの原因はウィルス感染によるものです。
やはりこちらも空気が乾燥している冬場に発症する場合が多く、ウィルスだけでなくて細菌によって感染する場合もあります。
鼻水が出たり、喉が痛い、悪寒がする、咳・痰が出るといった症状に加えてインフルエンザが原因の場合は高熱を引き起こします。
感染といえば高齢者や子どもがよく掛かると思われがちですが、肺炎マイコプラズマや肺炎クラミジアと呼ばれる「菌」が引き起こす場合や身体が疲れていたり、ストレスが溜まっている。など抵抗力が低い時は若い成人の方も感染する場合があります。
実はこういったウィルスや菌に感染して起こるタイプの気管支炎は、身体に入って来たら100%発症するというものではありません。
入ってくる量・身体の抵抗力・呼吸器に予め疾患があるか否かなどによって発症する確率も症状の重さも異なります。
やはり、食事、手洗いうがいなど普段からの予防がとても大切です。
- 4、「刺激性気管支炎」
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「産業性気管支炎」「環境性気管支炎」とも呼ばれるもので、特にタバコの煙、粉塵、アンモニア、塩素、硫化水素(火山ガスなどに含まれる腐った卵のような匂いをもつ有毒気体)亜硫酸(石油の燃焼時に出るガス)などの蒸気を吸った刺激で起こります。
または環境のわずかな刺激、例えば冷たい外気を吸ったり、お酢の匂いを思いっきり嗅いでしまった場合でも起こります。
放っておくとどうなりますか?
気管支炎は悪化すると肺炎や肺気腫といった症状を併発するという事は前述しましたが、特に慢性気管支炎(3ヶ月以上、気管支炎の症状が続く)の場合は気をつけなくてはいけません。
長い間、咳をしていたり、痰が絡んでいたり、微熱が続いていたりという症状は肺機能の低下を招くだけでなくて身体機能や身体の免疫力を低下させる原因になり、他の病気を併発しやすくなります。
私たちの身体は常に回りの環境にあるウィルスや病原体と戦っています。
それはもう星の数ほどあります。
風邪やインフルエンザを引き起こす菌、食中毒、下痢、チフスを引き起こす菌。あるいは身体の中から発生する「がん細胞」も免疫力が退治してくれているのです。
正確にいうとNK(ナチュラルキラー)細胞が「がん細胞」を攻撃して排除してくれています。
余談ですが病原体と病原菌とは厳密にいうと異なるもので、病原体の方が菌よりも大きく、その一部が病原菌として人間の身体を攻撃します。つまり病原菌の親玉が病原体です。
話を戻しますが、免疫力の低下はこういった様々な病気を引き起こす原因となってしまうわけです。
しかも!!免疫力のピークは20歳代なんです!
20代後半あるいは30代に入れば仕事や家事が忙しくなる一方、身体の免疫力はどんどんと低下していくのです。
幼少期も免疫力が弱く、30代ですでに減少してしまうとは大変残念ですが、これは仕方がありません。
いずれにしても20代を過ぎた、あるいは高齢になり、更に免疫力が低下している場合、気管支炎の放置は「大病」の原因にもなってしまうのです。
そうならない為に、早めの改善をおすすめします。
普段から気をつける事はありますか?
はい。まずは気管支炎を予防する事が大切です。
外から帰ったら手洗いうがいをすること、そしてこまめな運動も心掛けましょう。
それから食事にも気を配ってアイスやスナック菓子、インスタント食品を控えめにして、ビタミンA、C、Eなどが豊富に含まれる食品を食べるようにしましょう。
レバー、かぼちゃ、にんじんなどに含まれるビタミンAは体内の粘膜を強化し、鼻や喉を保護して、ウィルスの身体への侵入を防いでくれます。
ブロッコリー、イチゴ、グレープフルーツに含まれるビタミンCは白血球の働きを強化して免疫力をアップして、ウィルスを撃退してくれます。
納豆、モロヘイヤ、アーモンドに含まれるビタミンEは身体の酸化を防いで血行を促進してくれます。
身体が酸化した時に生じる活性酸素は老化、万病の原因になるとも言われているので、気管支炎の予防に限らず毎日摂取したいですね。
それから水分をこまめに取る事。
水分は身体に取り入れた栄養素や酸素の運搬を促し、老廃物も排泄してくれます。つまり、水分を摂取する事はいいものを体中に運んで、悪いものを体外に排出してくれるのです。
こちらも気管支炎の予防に限らず毎日、気をつけて摂取したいですね。
それでも気管支炎になってしまったら?
一ヶ月~それ以上、気管支炎の症状が続くようであれば症状が重くなる前にご相談ください。
鍼灸師の出番です。
鍼灸師とは、専門学校または、文科省の指定した大学で解剖学、生理学、運動学、病理学、衛生学、公衆衛生学などの基礎系科目と外科学、リハビリテーション学などの臨床系専門科目を履修した後、国家試験を受験・合格した者に与えられる、厚生労働省も認める国家資格です。
簡単に言えば人体の内と外を知り尽くしたプロフェッショナルと言えます。
主な業務は、お客様の顔色、匂い、話し方、舌の色や形、脈の形や速さ、お腹の張り具合などで身体の状態を把握し、崩れてしまった身体のバランスを、鍼を使った施術で整え、機能の回復を図る施術を行います。
具体的には、人の身体に約365以上あると言われるツボを、手で触れることにより状態を把握し、ツボに鍼や灸で刺激を与え、免疫力や自然治癒力を高める施術を行います。
当然のことですが、鍼灸師の資格を持っていないものが当院で施術する事はございません。
どんな施術をしますか?
鍼灸の一番の効果は「血行の促進」にあります。
長い間、気管支炎を患っていると身体の免疫力が低下し、病気にかかりやすくなる。
と言う事は前述のとおりですが、逆に言えば血行を促進して、身体の免疫力を高める事が出来れば「大病」を「未然」に防ぐ事ができます。
また「鍼」の効果は、あまり良く知られてはいないと思うので補足しますが「鍼」を人体に刺すと身体は「異物が入り込んだ!」という風に錯覚します。
これによって身体はその、刺された部分の「傷を治さないと!(異物を出さないと!)」という反応を示します。
この反応が血行を促進をして、身体が持っている自然治癒力・免疫力を高める事に一役買ってくれるというわけです。
また、最近では色々な健康グッズが「血行を促進する!」という謳い文句で発売されていますが、鍼灸師の治療は健康グッズよりも効果的である。といわれています。
それは元々身体に「備わっている機能を活性化」させる事と「人体のツボを心得ている」事が理由です。
だから副作用もなく、効果的な施術となるわけです。
長く続く気管支炎でお悩みの時は、お気軽にご連絡ください!