更年期の悩み

更年期でお悩みなら、岡山市北区奉還町へ

  • 最近汗をかきやすくなった
  • のぼせる・ほてるような感じがする
  • 記憶力や判断力の衰えたような気がする
  • イライラしやすくなった
  • 寝つきが悪い、眠れない
  • 耳鳴り、頭痛、めまいがする
  • 疲れやすくなった
  • 吐き気や腹痛がある

こんな症状に心あたりのある方。更年期の症状が出始めているかもしれません!

最近、なんだか自分の身体が自分のものではないような気がする。

昔は全然気にならなかったことでもすぐにイライラしてしまうし、動悸や息切れが起こる。それになんだかお風呂上がりの状態がずーっと続いているような。。。

自分の意思とは反して怒ってしまったり、自分の身体がなんだか変に感じる。

気持ちのいいものではありませんね。

しかし、これら更年期に見られる症状は、子供が大人になる思春期にイライラしてしまうのと同様に、ホルモンバランスの乱れからくるものなのです。

誰も悪くはありません。

必ず誰もが通る事なのです。

いや、私は更年期になんてなっていない。と考えてみても、考えれば考えるほどにイライラが募って、また爆発してしまう。

そんな悪循環を繰り返さない為に、更年期の症状と原因を確認して、正しいお付き合いを考えましょう。

更年期とはなんですか?

更年期というのは、男性にも見られますが、主に女性の方々が閉径に差し掛かる前後の10年間の間を指しています。

日本人女性が閉経する平均年齢が50歳なので約45~55歳頃に症状がみられることがおおいです。 

この頃、女性の身体ではエストロゲンという女性ホルモンが急激に減少し始めます。

このホルモンは卵巣で作られるホルモンで、子宮の発育や子宮内膜の増殖などの働きをしています。

このホルモンは年齢によって分泌量が異なります。

まずは思春期にさしかかる10歳前後から分泌が始まり、女性としての機能の発達を促します。

その影響で月経がはじまり、性熟期には、規則的な周期で月経が起こり受胎できる身体へと変化を促します。

ところが30代の後半になると急激に分泌量が減り初めて、更年期へ差し掛かり、閉経へいたる、というわけです。

エストロゲンという女性ホルモンが減る事はわかった。

でも、それがなんで更年期に関係あるの?という疑問を持たれる方もいらっしゃると思いますので、ご説明いたします。

実は、エストロゲンの分泌と脳には深い関わりがあるのです。

エストロゲンは脳の視床下部という所にある。下垂体という部分から「分泌してください」という命令があって初めて出てきます。

そして、それを受けて卵巣で分泌が始まります。

しかし、この卵巣機能が低下していくと、脳からいくら「分泌」という指示がでても卵巣はエストロゲンを分泌する事ができなくなります。

すると、「え?命令したのに何で出てこないの?」という風に、脳が混乱してしまうのです。

そして、混乱した脳が引き起こすのが更年期の症状というわけです。

しかもやっかいなことに、この視床下部という箇所は身体の機能や反応を司る自律神経という神経もコントロールしているので、ここが混乱するとその被害は大変なものになるというわけです。

自律神経というのは自分の意思とは関係なく身体活動を維持してくれるとてもすごい神経なのです。

逆にいえばこの自律神経の働きをコントロールする事はできません。

その為、なるべく自律神経が働きやすい環境を作ってあげる必要があります。

例えば、寝る。起きる。食べ物を消化するという身体の自然な活動も自律神経の働きによるものですし、緊張した時や、自分の身体に危機が訪れた時に、かーっと顔や身体が熱くなったり心臓が早くなるのも、すべて自律神経が行っているのです。

よって、自律神経が混乱すると睡眠や消化、または何でもない所で汗が大量に出てきたりするというわけです。

もー!なんでそんな大切な神経をコントロールする所とエストロゲンを分泌する所を一緒にしておくのよ!!

というお怒りが聞こえてきそうですが、もちろんそれは女性にとってエストロゲンを分泌するという行為が生命活動を維持するのと同じぐらい大切な働きだったからです。

どういう事かというと、例えば100年以上前の女性に更年期の症状が現れる事は稀でした。

その理由は閉経の年齢が以前の女性の寿命と等しかったからです。

しかし、皆さまご存じのとおり、医療技術の進歩と食生活によって、むしろ70、80代で亡くなってしまう確率は減り、平均年齢もどんどんと上昇していきました。

そうして、更年期という言葉が出てきたのです。ある意味、更年期を味わえるのは昔の人に比べれば幸運な出来事といえます。

どんな症状がでますか?

更年期の症状は様々あります。

前述のとおり、身体機能を維持する大切な神経が混乱をきたしますので、身体には「だるさ」「立ちくらみ」「疲れ」「耳鳴り」「のぼせる」「動悸」「手足の痺れ」「多汗」「関節の痛み」「手足の冷え」などの症状が見られます。

また混乱の影響は身体だけでなくお肌にも表れます。

「かゆみ」「肌がカサカサになる」「目や口元の乾燥」

それから「自律神経の乱れ」とその身体的な症状が作り出すのが心の症状です。

「イライラ」「不安感にさいなまれる」「鬱(うつ)」などの症状が出てきます。

更年期には人それぞれ、本当にたくさんの症状が現れます。

もしかして、、とお考えになったら専門家に相談する事をおすすめします。

それから!!この更年期の時期はちょうど月々の月経にも変化が訪れる時期なのです。

月経の変化はもしかすると更年期だけでなくて他の病も併発している場合がありますので注意してください。

例えば「生理不順・月経量の変化」

更年期に差し掛かると一番初めに生理不順と径血の量が変化します。

ご承知の通り、普通は25~35日周期で訪れるはずが早くなったり、遅くなったり、量が多くなったり、少なくなったり、という事がおきます。

これは更年期に入っている一つのサインですが、子宮筋腫や子宮がんの場合も同様の変化があります。

「不正出血する」
生理の時以外で性器から出血してしまう事を「不正出血」と呼びます。

いままで一度も経験した事がない!という人は少ないかもしれませんが、更年期が近づくと生理周期が乱れて

「生理だから出ているの?それとも不正出血なの?」

とあやふやになってしまいます。

不正出血は子宮筋腫、子宮がん、膣炎、異常妊娠の可能性があり、もしもさらに痛みを感じるようであればすぐに産婦人科へ行きましょう。

「性交痛を感じる・膣がかゆい」
膣を潤わせる働きがあるエストロゲンの分泌量が低下すると、性交時に痛みを感じるようになります。

潤滑油が無くなって摩擦が多くなるからです。

またこの乾燥によって、かゆみが起こったり、細菌感染の可能性が高くなります。

以上のように、更年期に起こる症状は果たして更年期の症状なのか?

他の病気によるものなのか?

という区別がつきづらいです。

「更年期だから、、」と決め付けずに、異常を感じるようになったら一度、専門家を訪ねる事をおすすめします。

更年期は年相応の病?

更年期の症状は、多かれ少なかれ一定の年齢に差し掛かると出てきます。

ところが!最近では働き盛り、そして十分に卵巣機能が働くはずの20代30代の女性にも現れるようになりました。

先ほど、エネストロゲンの減少が自律神経の乱れを生み出すという記述をしましたが、逆に言えば自律神経の乱れがエネストロゲンの減少を生み出す場合もあります。

自律神経の乱れの一番の原因となるのは「ストレス」です。

このストレス過多の社会でストレスを感じないことはほぼ不可能といっていいでしょう。

仕事や家庭、子育て、友人関係、金銭問題などあらゆるストレスがある現代です。

そして、溜めすぎたストレスは身体の不調になって表れてくるというわけです。

他にも食生活の乱れや、過労、不規則な生活などでも自律神経の乱れを引き起こす場合があります。

そういった原因から若い年代にも更年期の症状が現れてしまう事を「若年性更年期障害」「プチ更年期」「プレ更年期」という呼び方をします。

もしも思い当たる症状がある場合は、すぐに専門家に相談する。あるいは食事も含めた生活環境改善をお勧めします。

症状が出たらどうしたらいいですか?

若年性の更年期であった場合は、先ほども申し上げた通り、食生活や生活環境の改善、そして何よりもストレスの原因を根絶する。

あるいはストレスを発散できるように努力しましょう。

また、閉経に差し掛かった年代の方もどうぞ、ご安心いただければと思います。

更年期は、死ぬまで続く病ではありません。

前述のとおり、更年期の症状はエストロゲンという女性ホルモンと視床下部とのやりとりがうまくいかず、視床下部あるいは自律神経が乱れて症状が現れます。

しかし、卵巣機能の低下を視床下部が認識して、その環境に慣れてくれば次第に症状は治まってきます。

ですから、それを待つ間はご自身の身体の状況をよく理解し、更年期と向き合う事が大切と思われます。

もちろん、じっとしている必要はないので、家族や友達と話したり、スポーツで汗を流す。あるいは新しい趣味をみつけて悩むことなく積極的に行動していくことが肝要です。

とはいえ自分の症状が、イマイチ更年期かどうか確信が持てなかったり、わかっていても日常生活に支障を来してしまう。

そんな不安を抱えていらっしゃる場合はご連絡ください。

身体のプロフェッショナル「鍼灸師」がご相談に乗らせていただきます。

鍼灸師とは、専門学校または、文科省の指定した大学で解剖学、生理学、運動学、病理学、衛生学、公衆衛生学などの基礎系科目と外科学、リハビリテーション学などの臨床系専門科目を履修した後、国家試験を受験・合格した者に与えられる、厚生労働省も認める国家資格です。

簡単に言えば人体の内と外を知り尽くしたプロフェッショナルと言えます。

主な業務は、お客様の顔色、匂い、話し方、舌の色や形、脈の形や速さ、お腹の張り具合などで身体の状態を把握し、崩れてしまった身体のバランスを、鍼を使った施術で整え、機能の回復を図る施術を行います。

具体的には、人の身体に約365以上あると言われるツボを、手で触れることにより状態を把握し、ツボに鍼や灸で刺激を与え、免疫力や自然治癒力を高める施術を行います。

当然のことですが、鍼灸師の資格を持っていないものが当店で施術する事はございません。

どんな施術をしますか?

すでに何度も前述していますが、更年期の症状というのは本当にたくさんあります。

お客さまにとって本当に必要な施術はなんなのか?

乱れたホルモンバランスを改善してあげることなのか、代謝をあげる事なのか、身体を温めることなのか、あるいは免疫力を高めることなのか。

これは実際に来ていただかないことには判断できかねます。

ただ、「何となく不安を持っている」程度の状態でも来院いただければご相談に乗ることも、より良い対処法をお伝えする事も出来ます。

更年期は特に、家族に悩みを打ち明けても誰も共感してくれません。

旦那様もお子様も経験が無いからです。

身体にでてくる症状だけでなく、放っておけば心まで蝕んでしまう更年期の症状には早めの対処が必要です。

お悩み・ご不安をお持ちの時は、お気軽にご連絡ください!

086-255-3369
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